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2016年4月17日日曜日

川中島合戦絵巻 2016


今日は山梨県笛吹市石和にて川中島合戦絵巻に参加してきました。


演出部隊での2回目の参加でしたが、副隊長に任命されていてとても驚きました。




前回と大きく違ったところは当日に雨が降ったこと。

風も強かったので正直中止になるかと思いました。





雨の中での説明や練習は想像以上に疲れました。

しかし今年の一般参加者の方々はとても素晴らしい方が多かったです。




雨の中でも楽しそうに練習したり、

荷物を運んだりお弁当の配膳を手伝ってくれたり。
彼等達の助けもあり、無事に終われたと思います。
本当にありがとうございました。




























本番直前に晴れたのも彼らのお蔭かもしれませんね


住んでる国、地域を越え、みんな仲良く楽しそうにしていました。

総隊長の北川さんも今年は成功だったと思う。
と言ってくれました。

なにしろ笑顔の絶えない戦場でした笑

でも、演技中はちゃんと真剣な顔でしたよ。




おまつりの後のほうとう、、、

とても美味しかったです。また食べたいです!




それよりも事件が、、、







日焼けで今も顔面が痛い




いやー、川中島合戦絵巻って本当に良いものですね。


次回は隊長に昇格しているかも?笑


では、また次回‼︎  






2016年4月9日土曜日

冨士日本刀鍛錬所 火入式、直会


本日は内田義基刀匠の鍛錬所開設にあたり、火入式、直会に出席させて頂きました。

招待は鎧仁會伊藤宛だったのですが、所用により出席出来ないとのことで、
名代として僕が行きました。

普段聞かないような式への参列でも緊張していたのに

伊藤さんの名代、、、それだけで十分プレッシャーでした笑

義基刀匠とは昨年の信長公黄葉まつりで出会いました。

第一印象は「真面目・律儀・強い意志」という感じでした。
それが話しているうちにまさにその通りな人格であることがわかりました。
27年間の修業時代を経ての独立、開業。誠におめでとう御座います。








式は「冨士日本刀鍛錬所」 静岡県富士宮市人穴203-226にて行われました。

日本刀をご所望の方は是非訪ねてみてください。

儀式には山伏の方々も参加していました。








厳粛な雰囲気で進行していきます。







新聞社やテレビなどの取材陣もきていました。






神事、山伏による魔除けの儀



四方と正面に矢を放ちます。






+

神事の最中、義基刀匠の目に涙が溢れていました。
今までの事を思い出していたのでしょうか。
こちらまで感動しました。


神事、玉串奉奠









火入式に移ります。






種火を作り、窯の中に入れ、鞴で空気を送り込みます。
鞴(ふいご)であってるか自信ありませんが、炉内に空気を送る装置です。






炉内の温度が上がったら玉鋼(たまはがね)を熱します。
義基刀匠が鋏で押さえているの赤い塊が玉鋼。


男三人で叩きます。鎚は7キロ位あるそうです。
リズムを合わせて打つにはそれなりの筋力が必要だと思いました。




今回の式では刀作り全ての工程はやりませんでしたが、
実際ではこの作業を繰り返し、玉鋼が刀の薄さになるまで叩きます。
1度全行程を見学してみたいものです。




義基刀匠の挨拶


恩師や友人への感謝の気持ちを、時折、言葉をつまらせながら伝えていました。
こちらまで目頭が熱くなりました。
義に厚い方なんだと感じ、なにかエネルギーを貰ったような気分になりました。





窯の左側にあるのが鞴


今回打った玉鋼。
式終了後に撮影しましたが、熱が残っていました。

結構形も変わっています。
一振りの刀をこしらえるのに5キロ程の玉鋼を使用しますが、
折り返し鍛錬するうちにどんどんなくなっていってしまうそうです。


山伏の方々



直会にて



118名居たそうです。義基刀匠の人望がうかがえますね。

席次の名前が僕になっていてびっくりしました。


富士宮市長も出席されていました。


会場の中央にテーブルがあり、様々な食事が並べられていきます。

どの料理もとても美味しかったです。


修業時代が長かったこともあってか出席者の顔ぶれがとても面白かったです。
陸上自衛隊関係者、山伏、宮司、刀匠、研ぎ師、登山家、
ジャーナリスト、住職、神主、政治家、学芸員、音楽家、師範、
ボディビルダー、通訳、花火屋、インストラクター、国士、、、
こんな様々な職種の人間が同じ空間に集まることってそうそう無いと思います。
本当に刺激になりました。


余興では修業時代のお寺の師匠からの言葉や


三味線の演奏と長唄


コントラバスの演奏


冨士淺間流師範代、渡邉剛宏さんによる抜刀術演武がみられました。





どの余興も素晴らしいものでした。
このような機会を与えてくださった伊藤さんに感謝です。


義基刀匠は終始感謝を伝え、これからの決意を述べ、会は終了しました。


記念撮影





いやー、日本刀って本当に良いものですね。

いつか自分用の刀をこしらえてもらいます。

今から貯金せねば‼

では、また次回‼︎